鎌倉幕府の中枢を訪れ、源頼朝と御家人たちの史跡に触れる〜鶴岡八幡宮(つるおかはちまんぐう・相模(神奈川))

大鳥居から境内に至る荘厳な雰囲気に圧倒される。。

2026年4月13日(月)。

大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に熱中していたこともあり、

神奈川県鎌倉市にある鶴岡八幡宮を初めて訪れました😀

鶴岡八幡宮(相模・神奈川)

◉城のジャンル

城ではない

◉文化遺産としての見どころ

評価 :4.5/5。

◉防御施設としての見どころ

評価 :0/5。

◉アクセス

鶴岡八幡宮の周囲に専用駐車場など多数の駐車場有

JR横須賀線鎌倉駅から徒歩約10分🚶

八幡宮の周囲には「参拝者専用駐車場」を含め、多数の駐車場があり、

車で訪れても大丈夫です。

また、JR鎌倉駅からもほど近い位置にあり、鉄道利用でのアクセスも良好です✨🚃

鶴岡八幡宮といえば、源頼朝が創建した鎌倉武士の守護神として名高いですね。

今回は、鶴岡八幡宮を中心に、源頼朝および鎌倉幕府御家人の史跡をじっくり検分したく、

鎌倉を訪れたわけです。

鎌倉といえば外国人観光客も多いだろうと思い、

なるべく人の少ない平日を選んだのですが、、

まず、現地に到着して圧倒されたのが、この大鳥居です。

遠くからでも視認できるほどの大きさで、これが鶴岡八幡宮の入り口にどっしりと構えています。

(※この大きさを実感いただくため、後で離れた位置からも撮影しています。)

そしてここに至って思い知りました。。

平日であっても、外国人を中心とした観光客はそれなりに多かったのです。

そりゃそうか、観光客はわざわざ仕事など休んで日本を訪れているわけだから、、

平日も土日も関係ないですよね😅

大鳥居を潜ってすぐ、このような見栄えのする橋があり、

その奥には小さく八幡宮の社殿も見えます✨

ここは絶好の写真撮影スポットであり、実際、多くの観光客が撮影していました。

(※私も一緒に訪れた娘に撮影をせがまれました😅)

その橋を側面から撮影したのがこちら。

境内に入ってすぐ右手に、こちらの『源氏池』なるものがあり、、

そこには『旗上弁財天』があります。

こちらが、その『旗上弁財天』です。

弁財天と言えば、”鎌倉七福神”の一人で、楽器や芸能の神様だとか。。

その社殿の裏側には、こちらの『政子石』なるものまで。

政子とは、源頼朝の奥様で、”尼将軍”とも呼ばれた北条政子のことですね。

夫婦円満、子宝などを祈願する石のようです。

今度は境内を奥まで進み、こちらの『舞殿』へ。

かつては、頼朝の弟・義経の側室である静御前(しずかごぜん)がとらえられ、

ここで義経を慕う舞を舞ったとか。。

そう思い浮かべると、かなり感慨深いものがあります。。

アングルを変えて撮影📸

たいそう立派な造りですよね。

また違うアングルから、少し引きで撮影📸

さあ、いよいよ鶴岡八幡宮へ。

ご覧の通り、石段はかなりの数があり、結構な高さがあります。

こちらも当然ながら、立派な造りであり、しばし圧倒されていました。

鎌倉幕府の象徴とも言える、社殿であり、

かつては上杉謙信や徳川家康など歴戦の戦国武将も参詣したほどの、由緒ある場。

高さのある石段を登り切ったところから見下ろすように撮影📸

先ほど検分した『舞殿』、そして奥には大鳥居も見えます。

鳥居の大きさがお分かりいただけるでしょうか。

下から見上げるように撮影📸

このアングルも、嫌いじゃないですよね?😎

こちらのチケットを購入し、八幡宮の奥にある『宝物殿』も拝観させていただきました。

残念ながら八幡宮の内部、および『宝物殿』の手前とその内部はすべて撮影禁止でした。

『宝物殿』の内部は、複数の絵巻物や甲冑などが展示されていました。

じっくり鑑賞するだけの価値はあると思います。

せめてもと、、

八幡宮の側面を撮影📸

実際に現地を訪れ、その迫力・魅力を存分に味わっていただけたらと思います。

次に、入り口から見て八幡宮の左側にある『丸山稲荷神社』も参拝🙏

複数の鳥居、映えますよね✨

折れ曲がるように石段が上まで続き、

ご覧のように複数の鳥居があります。

観光客の皆様、ここかしこで記念撮影していました。

こちらが、『丸山稲荷神社』です。

各地の城跡を訪れると、大概、このような稲荷神社を目にしますね。

次は、八幡宮を正面に、右に伸びる山道を奥へ。。

三代将軍・源実朝が、この大銀杏の木の下で非業の死を遂げたようです。

これが、その大銀杏の木です。

そのすぐそばに、こちらの『白幡神社』が。

頼朝と実朝を祀っているそうです。

思いがけず、『北条泰時邸跡』へ!!

鶴岡八幡宮の境内を一通り検分し、

一緒に来ていた娘・息子とひとまず昼食を取ろうということで、

お店を物色しながら、大鳥居から鎌倉駅方面に伸びる通りを歩いていました。

そして、ふと目に止まったこちらの『北条泰時邸跡』!!

”遺構保存展示中”とあれば、これは検分しないわけにはいきませんね。

かなり奥まった通路を歩いていくと、

ありました!!

上を歩くのに、ちょっと足がすくんでしまうガラス。

ガラスの下には、発掘された遺構が。。

何やら土器(かわらけ)のようなものが多数出土されているようです。

これは貴重ですね✨

このすぐそばには、ナレーション付きのビデオ映像も流れていました。

通りを挟んで向かいにある、こちらの『鎌倉らーめん物語』で昼食。

こちらも、ビルの奥まった通路の2階にありますので、

通りからは少しわかりづらいです。

濃厚な醤油スープに合う、極太のちぢれ麺をいただきました。

たいへん美味しゅうございました😋

大蔵幕府跡、そして頼朝の墓へ。

昼食後、一旦大鳥居の方まで戻り、

今度は、鶴岡八幡宮を正面に、右側へ史跡巡りに行きました🚶

事前調査では、八幡宮を取り囲むように、数多くの貴重な史跡があるのです。

これは想定外でしたが、、

Googleマップを頼りに歩いていくうち、

『畠山重忠邸跡』も見つけました!!

八幡宮のすぐそばです。

残念ながら、この石碑が残るのみですが、、

かつてはここに畠山重忠(鎌倉幕府の有力御家人)が住まいしていたと思うと、

また少し違った感慨があります。

鎌倉市内の道を歩いていると、

大体の史跡はこのように、分かりやすく矢印板が道を示してくれています。

当初、『頼朝の墓』を目指していたのですが、

その途上で、『大蔵幕府跡』も発見!

(これはもともと、訪れる予定でした。)

大河ドラマ『鎌倉殿の十三人』で大泉洋扮する源頼朝が少し触れていましたが、

鎌倉幕府の政治を執り行う中枢の地が、この大蔵だったのですね。

このように分かりやすく説明板もありました。

今では小学校になっている、『大蔵幕府跡』

ここがそうだったようです。

さて、矢印板に従い、一路、『頼朝の墓』へ。

他にも気になる史跡がありますねぇ。。

『頼朝の墓』はすぐに見つかりました。

小さな観音像を常に抱いていた、信仰心の篤い頼朝を祀っている神社です。

当時は、運の力も重視していたことが伺えます。

館の位置や方角などを決める際も、吉凶を占っていたほどですからね。

こちらの説明板にある『法華堂跡』へ、これから参ります。

この、長く続く石段の上にあります。

ありました!

こちらが、『頼朝の墓』ですね。

この墓所の周りには、他に目立つような墓石や遺構らしきものはありませんでしたが、

”北条義時墓”と石碑には刻まれています。

北条義時と言えば、頼朝を流浪の時から支えた、幕府の功労者にして2代目執権ですね。

この後に少し歩いてまた気づくのですが、、

『法華堂跡』というのは、ここだけじゃないんですね。

ひとまず、この石段を下り、次の目的地へ向かいます。

北条義時の墓、大江広元の墓へ詣でる。

「そういえば、事前に調べた限りでは、北条義時の墓はすぐ近くに別にあるはず。。」

そう思い直し、ひとまず、矢印板などを頼りに東へ歩いていきます🚶

そして発見しました!

頼朝を祀った法華堂とは別の法華堂があったようです。

正確には、北条義時を祀るための、『新法華堂』でしょうか。

こちらが、その入り口です。

またもや、長く、急勾配の石段を登ります。

石段を登り切った先には、このように開けた地があり、、

発掘調査の結果、

ここに当時はお堂が建てられていたようです。

そして、その奥に、気になるものを見つけてしまいました💦

”自害した三浦氏一族の供養が行われているやぐら”。。。

遠くからでも目につく、こちらの洞穴のような場所😱

一緒に訪れていた息子も、『怖っ!』とすくんでいました。

お参り🙏をしたのち、中を覗かせていただきました。

つい最近、供えられたと思われるものもあり、供養は欠かしていないようですね。

にしても、なぜ、このような位置に。。

当たり前ですが、中は薄暗く、昼間でも少し怖いのですよ。。

気を取り直し、その上にある、3つの墓をお参りすることに。

毛利季満や島津忠久も鎌倉幕府の御家人だったようですが、

やはり大河ドラマ『鎌倉殿の十三人』で印象深かった大江広元が最も気になります。

この鳥居の奥にある石段をさらに上へ登ります。

大江広元の墓がこちら。

毛利季満や島津忠久の墓も、この左右に同じような形でありました。

”古墳時代後期に造られた横穴墓であったものを転用”とありましたので、

このような形になっているのですね。

ふと振り返ってみると、かなり高い位置にあることに改めて気づきました。

もはや、平山城(ひらやまじろ)並の高さですね。。

石段を下り、再び法華堂跡へ。

奥に、先ほど訪れた大蔵幕府跡(小学校)が見えます。

この写真で、おおよその位置関係や高さなどがお分かりいただけるでしょうか。

広大な敷地を占める永福寺跡へ。

「鎌倉幕府ゆかりの史跡巡り」はまだまだ続きます。

次の目的地として、ここから少し離れた『永福寺跡』へ。

法華堂跡から東へさらに徒歩10分は歩いたでしょうか。。

『永福寺跡』へ到着しました。

この図版だけでも、それなりの広さがあることがお分かりかと思います。

図版の位置から、この道を奥へ奥へ。。

城跡?と見違えるほどの曲がりくねった道を進むと、、

到着!!

ここが『永福寺跡』ですね。

やはり広い広い。

このQRコードをスマホで読み込み、ダウンロードすると、

かつてあったであろう、永福寺がその眼前に立派な姿を現します✨

永福寺は、奥州攻めで亡くなった義経や藤原泰経らの魂を慰めるため、頼朝が建立したお寺だそうです。

残念ながらその後焼失し、今はその跡しかありません。。

それぞれの堂宇跡には、このような説明板があり、、

「ここにかつてはあったのだな、、」

と、想像を巡らせるしかありませんが、、

先ほどスマホでダウンロードした専用アプリを起動し、

目の前の堂宇跡にスマホカメラを向けると、、

ご覧の通り、再現イメージが!✨

実際に目にすることができないとはいえ、スマホの動きに合わせて、

永福寺のかつての姿を立体で確認できるのは素晴らしいです🤩

スマホをずらしていくと、

池にかかる橋まで再現されて見えます。

この永福寺の入り口付近に、階段がありましたので、

気になって登ってみました。

登った先には、特段何があるわけでもありませんが、

そこから見下ろしてみると、あらためて敷地の広さを感じました。

ああ、このために、上から見下ろせる場を設けたのかなと、、。

石畳の参道が見事な寿福寺へ。

次に向かったのが、鶴岡八幡宮から少し西側にある寿福寺です。

ここには、北条政子、そして三代将軍・源実朝の墓があると知ったので訪れたのですが、、

Googleマップを頼りに訪れました。

ここで間違いなさそうです。

こちらが寿福寺の入り口。

赤茶色に色褪せて、時の経過を感じざるを得ません。

”鎌倉五山第三位の寺”

せっかく、この説明板を読んでおきながら、

肝心の北条政子のお墓を見ずに帰ってしまうという大失態を。。💧

境内は、このように綺麗な石畳の参道が長く続き、

正直、これだけでも訪れる価値ありかと思いました。

奥に到達。

ここから北条政子や源実朝の墓を調べ探すべきでしたが、

ここまでに各所を廻った疲れが出ていたのか、

無意識のうちに「これ以上見るべきものはない」と判断してしまったのか、

ここで検分を終えてしまいます。。💧

内部はこのように風情のある、立派な造りなのですが。

今振り返って考えても、非常にもったいないことをしてしまいました。。

苔むした参道を後にしました。

この時は、「お墓を見逃していた」ということすら気づいていなかったのです。。

最後に、比企一族の墓があるという妙本寺へ。

寿福寺では、残念なことをしてしまいましたが、、

今回の”鎌倉旅”は次の訪問先で最後になります。

今度は鎌倉駅まで歩き、そこから東に5分ほど歩いたところにある妙本寺です。

説明板にあるように、ここではかつて、

将軍の後継争いによって企みを察知した北条氏が、比企一族を滅ぼすということがありました。

この場面は確か、大河ドラマ『鎌倉殿の十三人』でも描かれていましたね。

これまた、歴史を感じる造りです。

この絵図を頼りに、まずは「方丈門」からスタートします。

こちらが、その方丈門です。

長く上に続く石段を登り、本堂へ。

こちらが妙本寺の本堂です。

アングルを変えて撮影📸

これまた立派な構えですね。

光の加減で少しぼやけてしまいましたが、

こちらは「二天門」です。

装飾が唐風な感じがして、これはこれで趣がありますね。

少し離れて再度、撮影。

そして、今回お目当ての、「比企一族の墓」へ。

一番奥の墓が、そうかと思われます。

『比企能員公一族の墓』とありますので、間違いないですね。

大河ドラマにて、佐藤二朗扮する比企能員(ひきよしかず)が捕えられ、

討たれたシーンを思い出します。

ここ妙本寺で、劇的なドラマが展開されたのですね。

そこから右側にも、墓が並んでいます。

ここ妙本寺を後にし、これにて”鎌倉検分の旅”を終えます。

鶴岡八幡宮に始まり、源頼朝の墓や永福寺、妙本寺など、

鎌倉幕府にゆかりのある史跡を訪れ、感慨深いものがありました。

もっと鎌倉時代の歴史について学びたいと思えました。

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当ブログでは、他にも源頼朝や鎌倉時代にゆかりのある史跡を訪れています。

ご興味・関心のある方は以下のリンクページからどうぞ。

➡️ 『鎌倉時代・鎌倉殿の史跡』ページ