鎌倉幕府の有力御家人・比企能員が頼朝の命で復興〜巌殿山正法寺(いわどのさんしょうぼうじ・武蔵(埼玉))

少し”異世界”な観音堂の雰囲気

2026年4月21日(火)。

大河ドラマ『鎌倉殿の13人』にどハマりしている私は、

鎌倉幕府の有力御家人である比企能員(ひきよしかず)に馴染みの深いここ、

巌殿山正法寺(いわどのさんしょうぼうじ・埼玉県東松山市)を訪れました。

巌殿山正法寺(武蔵・埼玉)

◉城のジャンル

城ではない

◉文化遺産としての見どころ

評価 :4/5。

◉防御施設としての見どころ

評価 :0/5。

◉アクセス

『物見山駐車場』に80台ほどの駐車スペース有り

東武東上線高坂駅からタクシー約10分

最寄駅の東武東上線・高坂駅からは遠いです。

すぐ近くの『物見山駐車場』におよそ80台ほどの広大な駐車スペースがありますので、

車で訪れることをおすすめします🚙

こちらが『物見山駐車場』です。

巌殿山正法寺は、ここから徒歩1〜2分でいけます。

駐車場からすぐのところにある下り坂。

ここを下り切った先に、巌殿山正法寺の観音堂が見えてきます。

少し傾斜が急になりますので、足元にはご注意を。

見えてきました。

目の前に見えるのが、巌殿山正法寺の観音堂です。

ここが一番の見どころと言って良いでしょう。

いかがでしょう。

柱の一つ一つが古びていて、歴史を感じます。

創建は718年とかなり古く、鎌倉時代に源頼朝の命で比企能員(ひきよしかず・有力御家人)が復興したと言われています。

観音堂の正面には、ご覧のように比企氏にまつわるものも散見されます。

神社や寺社を訪れると必ず撮影する下からのアングル📸

にしても、古びた柱に歴史の重みを感じざるを得ません。

観音堂のすぐ脇には、ゴツゴツとした山肌が。。

山を切り崩した地に建てられたのですね。

近づいてみると、中にはこのように多数の地蔵様も見えます。

『百観音の石仏』というらしいです。

これだけでも、普通の寺社とは違う趣を感じます。

非現実的なといいますか、”異世界”に足を踏み入れた雰囲気に。

観音堂のすぐそばにある『薬師堂』です。

巌殿山正法寺は、「坂東三十三観音」の十番霊場として有名らしいです。

これらの霊場を巡っている方も多いのでしょうね。

この日も、平日にかかわらず多くの方が訪れていました。

源頼朝の妻・北条政子の守り本尊というのも、

鎌倉時代にどハマりしている私からすれば、

たいへん興味深いところであります。

観音堂から少し歩くと、鐘楼もあります。

東松山市内では最も古い建造物として、東松山市有形文化財に指定されているそうです。

草葺の屋根からして、そうと思わされる造りをしています。

鐘楼のある位置から、観音堂を見渡したアングルです。

山中の山寺というのがお分かりいただけると思います。

逆に、下に伸びる参道を撮影📸

これまた、山中に参道を切り開いたというのが伝わるでしょうか。

それでは、この長く続く石段を降りていきます。

石段を降り切ると、こちらの『仁王門』に。

実は、『比企能員公供養碑』も検分したいというのが、

今回、巌殿山を訪れた一つの理由です。

大河ドラマでも存在感を放っていましたからね。

Googleマップによれば、この『仁王門』のすぐそばにあるはずですが。。

位置関係からして、石段の途中にあるようですが、、

他にそれらしきものは見当たらず、おそらくこの石碑がそうではないかと、、。

文字等がかすれて判読不能ではありますが、、

やむを得ません。

石段の途中、このあたりに石碑があります。

比企能員の菩提を弔う『判官塚』へ。

さて、今回、巌殿山を訪れたのは、観音堂比企能員の供養碑を検分するためでもありますが、

もう一つあります。

比企能員の菩提を弔うために設置された「判官塚」です。

参道をまっすぐ進んだところにあるようです。

『仁王門』からさらに石段を降り、こちらの参道をまっすぐ奥へ。

およそ5分ほど歩いたでしょうか。。

まもなく、こちらの案内板を見つけることができました。

ここからまた、石段を登って上へ行くことになります。

ここもまた、台上にあるのですね。

少し傾斜がきつくなってきた坂道をさらに上へ。

ありがたいことに、ここにも『判官塚』の案内板がありました。

ここのようです。

ぐるりと、正面に回ってきました。

しっかり鳥居があります。

『比企大神』の文字が見えます。

中には、『判官塚由来』と記した石碑もありました。

比企能員が頼朝の鎌倉政権にて権勢を振るった過程、

政敵である北条氏により滅ぼされたことなどが記されています。

このそばにある『大東文化大』のキャンパス造成に伴い、今の地に移されたとか。。

手を合わせておきます🙏

すぐそばに、小さな祠のようなものもありました。

『判官塚』において見るべきものは、これだけです。

巌殿山の方に戻ります🚶

今更ですが、、

最後に境内の見取り図を載せておきます。

それぞれの位置関係や駐車位置などを知る参考にしていただければと思います。

これにて、巌殿山や『判官塚』の検分を終えます。

鎌倉時代に関する史跡に興味のある方は、以下のページから各記事を参照してください。

➡️『鎌倉時代・鎌倉殿の史跡』ページ