将門の生誕地。平将門やその一族の歴史を探る〜豊田城(とよだじょう・下総(茨城))
遠くからでも目につく大きな天守
こんにちは、シンです。
2023年7月28日(金)。
今回は茨城県常総市にある豊田城(とよだじょう・下総)にやってきました🚙
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◉城のジャンル
平城(ひらじろ)
◉文化遺産としての見どころ
◉防御施設としての見どころ
◉駐車場所
常総市地域交流センター(豊田城)前に50台分ほどの駐車スペースあり
最寄駅:関東鉄道常総線 石下駅から徒歩5分ほど
この「地域交流センター」というのが、豊田城の天守(建物)内にあるわけです。
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見てください、この大きな天守。
もちろん、復元したものですが、近づくと見上げるほど大きく、(首が痛くなってきます😅)
車で行くと、遠くからでもすぐに目につきます。
駐車場はこの天守の下におよそ50台以上は停まれるくらいの広々としたスペースがあります。
車でも行きやすいです。
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「常総市地域交流センター」の中はこのようになっています。
この天守の周りには特に目立つほどの城跡の遺構はありませんので、
さっそく中を見ていきます。
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こちらが、その入り口です。
中が歴史資料館になっている城跡は、だいたい似たような造りになっていますね。
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近づいてさらに見上げると、高さがいやというほど伝わってきます。
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その1階部分です。
こちらからお邪魔します。
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受付でパンフレットをいただきました。
入館料は無料です。
展示品や平氏一族の歴史に触れる
見学者が実際に訪れるのは、
3階の展示室からになります。
エレベーターもありますので、無理せずエレベーターで上へ。
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3階の展示室に着くと、
さっそく展示品の数々が出迎えてくれます。
豊田城は、桓武平氏の子孫である平家の一族が、豊田の姓を名乗り、のちに築いたようです。
あの平将門(たいらのまさかど)と同じ一族であります。
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鎧や陣羽織などの展示品も。
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刀剣類の展示品もご覧のように。
この資料館内だけでも少なくとも1時間ほどはつぶせるでしょう。(じっくり見てまわれば。)
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中には、竪穴式住居の模型までありました。。
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桓武平氏の略系図ですね。
平将門の説明が書かれていて、
豊田氏の祖となったのは、将門のおじにあたる、平国香の子孫のようです。
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1575年に豊田城が多賀谷氏の支配下となるまでの、豊田氏の歴史です。
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平政基(たいらのまさもと)という人が、豊田氏を興したらしいです。
豊田氏の末裔、豊田治親が暗殺されて豊田氏が滅びたとは。。
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中世の武士たちの主な食事です。
この頃は、主に玄米が主食だったようです。
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日本では3世紀ごろにはすでに飲酒の習慣があったとか、、
これは驚きでした。
展望室から周囲の地形を眺め、そして本来の「豊田城跡」へ。
歴史的展示物があるのは3階のみで、
4階以上は、地域に根ざした展示物があります。
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階段を使って、7階の展望室までいきます。
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こちらが、7階の展望室の様子です。
ここから東西南北、常総市とその周辺の様子を眺めることができます。
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この日は暑いが快晴で、眺めも良かったです。
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前方に筑波山系の山並みも見えます。
いやぁ、絶景なり。。
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さて、本来の「豊田城跡」はどこかとGoogleマップで調べてみると、、
小貝川の川沿いにあるようです。
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方向で言うと、あの田んぼの広がる向こうでしょうか。
行ってみたいと思います。
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1階まで降りてきたところで、
大事なものを見落とすところでした。
「豊田城主毒殺の場」ですって。
これによると、敵対する多賀谷氏に内通する家臣の手で毒殺されたようですね。
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この、座って刀を抜こうとしているのが、豊田治親なのでしょう。
家臣はすでに刀を抜いていますね。
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さて、交流センターを後にし、本来の「豊田城跡」に向かいます。
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立ち去る前にもう一度、天守を撮影。
いや、見事な高さです。
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車を走らせること、5分ほど。
小貝川沿いの「豊田城跡」にやってきました。
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見づらいですが、目の前に小貝川が流れています。
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「豊田城跡」の石碑がありました!!
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その隣には説明板もありました。
桓武平氏から始まり、豊田氏の歴史が書かれています。
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ここ以外に、豊田城を思わせる遺構のようなものはなく、
目の前にある小貝川が、城の防御の一角をなしていたかな、と想像を巡らせるくらいです。
豊田城の検分はこれにて終わります。
豊田氏のこともそうですが、
ここ常総市が、あの平将門の生まれ故郷だということにも感慨深いものがありました😀
それでは、またの記事にて。