花が咲き誇る普通の公園。しかし奥に足を踏み入れると、そこには戦国時代が〜国府台城(こうのだいじょう・下総(千葉))
江戸川を背にした、見どころいっぱいの名城
こんにちは〜、シンです。
2023年5月26日(金)。
最近、ほんと、休みのたびに城巡りしてます
今回は千葉県市川市にある、国府台城(こうのだいじょう・下総)を攻めにきました
国府台城跡はGoogleマップに表示されているように、里見公園内にあります。
いつものように、事前に駐車スペースを探してから行ったのですが、、
公園内のスペースはやっと2台分が停まれる程度。
やむなく、少し離れた里見公園駐車場まで行きました

この辺りですね。
というか、ここが本当の公園の駐車場なんでしょうね。

駐車場は、この江戸川に面しています。
実は国府台城も江戸川に面し、これを天然の要害としていたようです。

江戸川沿いの駐車場から少し公園方向に歩くと、
近道を見つけました!!
ここの石段を登っていくと早いみたいです。

石段はかなりの数があり、急傾斜。
国府台城は丘城というか、台上にある平山城です。
まあ、本格的な山城に比べれば、この程度は大したことはありません。
(※それでも、上まで登ると少し息が切れました。。)

城跡がある里見公園には、
ご覧のように噴水広場、そしてバラ園もあります。
この日も鑑賞に訪れた方々が複数いました。

公園内を東に歩いていくと、この説明板を見つけました。
歴史はあまり詳しく知りませんが、
どうやら国府台城は北条氏と里見氏の争奪の場となっていたようです。

そのすぐそばに、こちらの石碑もありました。
『土塁や空堀の跡が残されています』!?!
正直、ここを訪れるまでは、たいした遺跡はないだろうと考えていました。
このあと、正直に驚くことになります。。
目を見張るほどの石垣、土塁や空堀の数々。。

先ほどの石碑のすぐ脇にこちらもありました。
間違いなく、ここが城跡というのは分かったのですが、、
周囲を見回しても土塁や堀の遺構らしきものは見当たらず。。。

もう少し東側に歩き、
「これ、ひょっとして土塁跡では?」と思しきところに登ってみましたが、
確証は持てず、、(子供たちの自転車が停められているに過ぎず。。)

公園の東の端に行き着いたので、
そこから北側をなぞるように隅々まで歩いて探します。
ここも土塁に見えなくもないですが、、
やはり違うでしょうか。。
公園北側の端っこを歩いていき、
子どもたちが遊んでいる遊具広場の奥にふと目をやると、
薄暗い林の中に、こんもりとした山と石らしきものが、、
「もしかして、あそこか!?」
一人の中年男が、何もない林の中に突き進んでいきます。
(はたから見れば、かなり怪しかったことでしょう)

ありました!!
ダテに城巡りをしてないぞ!
と、発見したことを少し誇らしげに思いました。
(まだ大した数を回っているわけでもありませんが)
ここから石垣や土塁跡などが続きます。
動画でご覧ください。
「何も目ぼしきものはないのだろうか?」と、
あきらめかけていただけに、かなり感動しました!!
まだまだこんなものではありませんよ!!
さらに奥に進んでいきます。

石垣・土塁跡を確認したところで、
さらに奥に続く石段が、、
行くしかないでしょう!

石段を登り切ると、奥にも土塁跡らしきものが!
期待がますます高まります。
それでは、この石段を下り切ったところから動画でその先をどうぞ。
いかがでしょうか?
それほど高くはありませんが、
土塁や石垣が左右に見え、奥には空堀に渡した橋まであります。
これだけ残っていれば、城跡の遺構としては十分ですね。
曲輪か?はっきりしない広い敷地。。

橋を渡り切ったところで、
このような広めの敷地が。。

下りてみると、割と広めで、
もしかすると曲輪の一つ、として使われていたのかもしれません。
あくまで憶測に過ぎませんが。。
公園内には古墳跡も存在した!

公園内の下側をさらにぐるっと回ってみると、
台上に気になる造りのものが。。
後で行ってみます。

公園内からは、江戸川を挟んで都内を一望できるスポットがあり、
スカイツリーなどもはっきり見えました。
それでは、先ほどから気になっていたところに登ってみます。
動画でご覧ください。
登ってみると、明戸古墳というものでした。
石棺もあり、文化的価値は高いと思われます。
それ以前に、低いとはいえ、石垣や土塁の数も多いですよね。
いやぁ、、手前の華やかな公園の姿とはまるで違う。。
ここは人もほぼいなくて、ここだけ戦国当時にタイムスリップしたかのよう。。
同じ公園内ですよ。

古墳跡から、少し土塁の上を歩いてみました。
ここはそこそこ高いです。

公園内で見つけた図です。
この図を見ても、国府台城が江戸川に面しているのが分かりますね。
次に、土塁の下にある小さな滝を眺めつつ、空堀(堀切?)を動画に収めました。
しかし、平地を掘っているわけではないので、
ここは空堀とは言えないでしょうね。
土塁の間に橋を渡しているだけ、とも言えます。
それでも、ここも城跡としては十分、見ごたえあります。

両側の石垣が実に立派ですね。
大きさがバラバラなところがいいです。
『夜泣き石』の伝説に、心動かされる。。

これでそろそろ、見るべきところは全て見たかな、、
と思ってましたが、、Googleマップで調べると、
まだ『夜泣き石』なるものが園内にありました。
どうもここらしいです。

やはりそうでした。
国府台の合戦で北条方に敗れ、戦死した里見弘次の霊を弔うため、
娘がわざわざ安房(あわ)の国(千葉県最南端)から来たようです。
泣き続けて息絶え、その娘の供養をして、、
『夜泣き石』の伝説、なんだか少し心が揺さぶられます。。

このような石墓がありました。

この左にあるのが、『夜泣き石』のようです。

あまりに見栄えが良かったので、
再度、石垣の写真を撮影。
これほど多く、しっかり遺構が残っているとは思いませんでした。
国府台城もまた、見ごたえある城跡です!!
では今回はここまでです。