千葉城を追われた千葉胤直ら一族が逃れた城~志摩城(しまじょう・下総(千葉))
目立つほどの遺構はなし。
2026年3月8日(日)。
昼過ぎから千葉県香取郡を訪れました🚙
まず向かった先は、千葉胤直ら一族が逃れたと伝わる志摩城(しまじょう)です。

◉城のジャンル
平山城(ひらやまじろ)
◉文化遺産としての見どころ
◉防御施設としての見どころ
◉アクセス
城跡公園敷地内に20台分ほどの駐車スペースあり
JR総武本線飯倉駅よりタクシー約15分
城跡の手前に20台分ほど駐車できるスペースがありますので、
車で行ける方はそちらをお勧めします。
最寄駅はJR総武本線の飯倉駅(もしくは横芝駅)がありますが、
タクシーで向かうにしても約15分ほど。

こちらが、その駐車場です。
城跡のすぐ目の前にあります。
ご覧のように、かなり広々としたスペース。

その駐車場の目の前に、こちらの説明板があります。
千葉胤直ら千葉氏一族が追い詰められた悲惨な出来事にも胸を打たれますが、
考古遺物も多数出土されているようです。
塙台遺跡(はなわだいいせき)という別称があるくらいですから、
もしかしたらそちらの歴史的価値の方が大きいかもしれませんね。

その説明板のすぐ左に、こちらの鳥居がありまして、
石段の上には神社があるようです。
あとで参拝させていただきます。

まずは、駐車場の目の前に広がる台上に登ってみます。
こういった簡易的な階段もありますし、
ある程度整備された城跡なのでは?と期待感を込めて登ったのですが、、

土塁や空堀などの明確な遺構もなく、
ただただ平山城(ひらやまじろ)である、ということくらいしか分かりません。

さらに上に登ったら、あるいは、、

途中、平坦な敷地のようなものがあり、
曲輪じゃないのか?と思いましたが、
明確な案内板もありませんので、断定は避けます。
(まあ、そもそも曲輪であれば、少なくとも土塁に囲まれているはずですよね。。)

この上に登って見渡しても畑地が広がっているだけでしたので、
一旦方向転換を試みました。

結局、行き着く先は、先ほどの鳥居から続くこちらの石段ということで、
神社を検分に参ります。
立派な八幡神社に参拝。
少なくとも”城跡”と定義されているからには、
土塁や空堀などの遺構がなくとも、
(推測であれ)本丸跡地は残っているはず。
ということで、戦国当時のお城にはほぼ必ず神社があったというこれまでの経験から、
おそらくこの上の神社本殿がそうだろうと見込んで上へ上へ。。

平山城なだけあって、かなりの高さがある石段を登っていきます。

すると、見栄えのする神社が目に飛び込んできました!!
ここだけ通路もしっかり整備されています。

両側の木には注連縄(しめなわ)もあり、
これだけでもかなり格の高い神社であろうと推察します。

「八幡大神」(はちまんだいじん?)の神束がまばゆく陽の光に映えていました。
鳥居も両脚の支えがしっかりあるものを久しぶりに見た気がします。

「八幡神社」などは古来から、武の神として崇められ、
多くの城跡でも本丸付近で祀られていることが多いです。
ここもおそらくは同じ系統のものであろうかと思われます。

そして神社の本殿です。
軽く拝礼。

その神社のすぐ右側にもこのような。。
奥は畑地になっています。
ここがおそらく、戦国当時は本丸跡だったのでしょうか。

その入り口側から撮影。

この標柱があることから、
やはりここが本丸跡だったようです。

そのすぐ横に、観光案内板もありました。
よく見ると、、
真ん中ほどに、「志摩城跡(虎口)」と書かれています。
写真から察するに、最初に登ってきた階段のところがそうでしょうか。

少し拡大して撮影。
う〜ん、この写真だけだとなんとも。。

だだっ広い畑地のようなものが見えるばかりで、
やはり遺構らしきものは見当たりません。
ここで一旦、神社内の様子を動画に収めました。
ご覧ください。

再び石段を降り、神社を後にします。

少し離れてみると、、
説明板の裏側あたりが虎口(こぐち)のように見えなくもないですが、、
定かではありません。
周辺にもそれらしき地形が垣間見えるが、、。
検分を終え、帰投しようと車に戻りかけたとき、
ふと道路を挟んで向かい側の場が目に止まりました。

(逆光による撮影となり、見苦しくすいません。。)
城跡の向かい側にも似たような台状の地形があり、
もしかして、、こちら側にも何かあるのでは、、と思い登ってみることに。

奥に見えるのはトイレです。
こちらもご覧のように、城跡と同じく簡易的な階段が設けられています。
これは登ってみるしかないでしょう。

階段が続く限り登ってみましたが、
やはり残念ながら遺構らしきものは見当たらず。。

ただ、何もないくせに、
ムダにひらけた敷地があるのがどうしても気になってしまいます。
もうこれは、城巡りのクセのようなものですね😅

また駐車場まで戻り、
そういえば、駐車場の右奥を見てなかったと思い直し、、
こちらにも同じような階段があるじゃありませんか!!
しかも、こちらの方が虎口(こぐち)っぽい造りをしている!
※虎口(こぐち)とは、、
城内の曲輪などに通じる兵の出入り口のことで、
山城などでは傾斜のある坂道に、わざと折れ曲がるようにして道を造り、
敵兵の侵入を容易に許さないよう工夫した防御施設のことです。

その上に登ってみると、
こちらも少しだけひらけた敷地があり、
休憩所のようなものまでありました。

そしてその上に道が走り、先ほどの本丸跡地につながっています。
結局、遺構らしきものは虎口(こぐち)以外には見当たりませんでした。
まあ、立派な八幡大神を検分できただけでも良しとします。
これにて、志摩城の検分を終えます。
➡️ 『各地の城一覧』ページ










