城跡の主要部には立ち入れず、、周囲の神社を検分。三宝寺池を擁する豊島氏の居城〜石神井城(しゃくじいじょう・武蔵(東京))
「三宝寺池」の向こうに城跡あり
こんちは、シンです。
2023年6月27日(火)。
本日は東京都練馬区にある石神井城(しゃくじいじょう・武蔵)にやってきました。
室町時代、このあたりに勢力を保った豊島氏(としまし)の居城です。
ここは駐車場所を探すのに、それほど苦労しませんでした。
場所によっては、ホントに見つからないんですよ。。

Googleマップで説明しますと、、
上記の位置に駐車場があります。

こちらが、その駐車場ですね。
ただ1時間300円ほど(だったかな?)、駐車料金をとられてしまいます。
もっとも、車を使わないという方には問題ない話ですね。

石神井公園内の風景です。
園内には野球場やテニスコートなどのスポーツ施設があり、かなり広いです。

こちらが、公園の真ん中あたりの様子です。
さらに奥に進んでいきます。

ご覧のように、公園内の道はかなり複雑に折れ曲がっています。
「三宝寺池」とか、「厳島神社」など、かなり心をざわつかせる文字が見えます
石神井城跡はその向こうにあるようです。

上のGoogleマップで示した場所が、このあたりになります。

少し進むと、「ねりまの名木」というのがありました。

これがその「名木」です。
柵に覆われ、祠(ほこら)のようなものまでありますね。
城跡を訪れると、しばしばこういった光景も目にします。

さらに奥に進んでいきます。
石段や柵のようなものがありますが、
これらは当時の名残なのでしょうか。。

けっこう、下っていきます。
これくらいの高低差があるのですから、
やはり平山城なのでしょう。

さあ、「三宝寺池」が見えるところまできました。
池の向こうに「石神井城跡」を見つけました!

「三宝寺池」の様子です。
対岸に「厳島神社」も見えます。
ここもあとで行ってみます!

池に沿って、ぐるりと回るように進んでいきます。
Googleマップで見ると、かなり大きい池のような印象を受けるかと思いますが、
それほどではなかったです。
残念ながら堀や土塁の跡は見られなかったが、、

再度、Googleマップで確認すると、
橋を超えた先に「石神井城跡」がありますね。

この橋の先にあるのでしょう。
少し気持ちが高まってきます。。

ありました!
「石神井城跡」の石碑ですね。
ここから先はまた少し高低差があり、
台上に築かれた平山城であることが伺えます。

近くには当時の石垣(?)を思わせるものが、、
いかにも「城跡」という雰囲気が漂っています。

奥の方に登っていき、
石神井城の防御施設などを検分しようと意気込んでいたのですが、、

城跡の肝心な部分は「城跡の養生のため」ということでフェンスに囲われ、、
残念ながら検分できませんでした。。
ううん、仕方ない。。

せめてもの慰めに、、
ここに土塁や空堀があったのだなと、感慨に耽って去ります
氷川神社や厳島神社で心を研ぎ澄ます。。
城跡を訪れたのに、
肝心の防御施設などを検分できず。。
誠に残念ではありますが、せっかくきたので神社などを巡っていきます。

また少し奥に進むと、「石神井氷川神社」というのがあります。

石神井城内に創建された神社のようです。
かなり立派な造りですね。
この日は平日でしたが、数人の参拝者がいました。

口をすすぎ、手を清めるところですね。
「心洗」という文字が目に飛び込んできます。

氷川神社の本堂です。
眺めているだけで、歴史を感じます。

さて、氷川神社を後にし、
今度はまた城跡を降りていきます。
次は厳島神社に行こうと思ったのですが、
右側通路の奥にも鳥居のようなものが。。

Googleマップで確認すると、
「水神社」というらしいです。
日本は戦国の世のだいぶ前から、神社に対する信仰が篤いですよね。

「水神社」の鳥居です。
奥に小さな祠があるだけですが、
鳥居が構えているだけで、信仰心みたいなものが伝わってきます。

そして、そこからすぐのところにある「厳島神社」です。
ここが最も大きいだろうと予想してましたが、
氷川神社ほどではないですね。

厳島神社の奥に進むと、
このような休息所があり、
「三宝寺池」をゆっくり眺めることができます。

他には見るべき遺構もないので、
「三宝寺池」を反対側から回って帰ります。
少し離れて眺める「厳島神社」もいいですね。

「三宝寺池」とは反対側の台上には、
しばしばこのような通路が見られます。
石神井城の名残でしょう、きっと。
今回は目立つような防御施設を検分することはできず残念ですが、
雰囲気がすごい神社を複数見ることができましたので、それでヨシとします。
ではまた!!