世田谷区豪徳寺の隣に位置する城跡〜世田谷城(せたがやじょう・武蔵(東京))

2024年11月11日

商店街の中に残る世田谷代官屋敷

こんにちは、シンです。

2023年7月24日(月)。

東京都世田谷区にある世田谷城(せたがやじょう・武蔵)を訪れました🚙

世田谷城(武蔵・東京都)

◉城のジャンル

平城(ひらじろ)

◉文化遺産としての見どころ

評価 :2/5。

◉防御施設としての見どころ

評価 :2.5/5。

◉駐車場所

近くに駐車できる場所はなし

最寄り駅:東急世田谷線上町駅より徒歩3分

私は今回も車で訪れましたが、

なにせ住宅街に囲まれていて道幅も狭く、公園専用の駐車場などありません。

有料駐車場を探すのにえらい苦労しました💦😅

(※東京都内はいつもこうです。。)

東急世田谷線の利用をおすすめします。上町駅というところから徒歩3分ほどです。

たまたま停めた有料駐車場からすぐのところに、こんな立派な屋敷が!!

史跡となっている、世田谷代官屋敷だそうです。

所在位置については、以下のGoogleマップで示しています👇

こちらも、東急世田谷線の上町駅から徒歩3分ほどのところに。

世田谷城跡とは真逆の方向になります。

その、代官屋敷の門前にあった説明板です。

世田谷城を築城した吉良氏は、戦国時代、北条氏についていたようです。

北条氏政の掟書があったなんて、、。

こちらは代官屋敷そのものの説明板です。

江戸時代の建築が今でも残っている、というのはやはり貴重ですね。

世田谷代官屋敷を後にし、

上町駅を通過して、世田谷城跡に向かいます。

街中を歩いていると、ご覧のように『城山通り』という文字がいたるところに見られます。

土塁や空堀の跡がはっきりと分かる!

Googleマップで示されている通りに歩いて行けば、

まず迷うことはありません。

このように、世田谷城址公園が見えてきました。

「城山通り」という標識も見えます。

こちらは公園内にある説明板です。

土塁や空堀の跡を示してくれています。

さっそく、目の前にある石段から登ってみます。

この石垣は、当時のものでしょうか。。

石段を登ったところにある、広場です。

それほど広くはないのですが、先ほどの図版によれば、

ここは廓(くるわ・城内での防御スペース)ということになります。

ここからさらにもう一段、上がったところで動画撮影してみました。ご覧ください。

廓(くるわ)とは反対側に、土塁や空堀の跡が見えます。

次は、それらをじっくり検分しに行きます。

上から眺めた、土塁・空堀跡です。

石で通路のように区切られていますが、

当時はこういった区切りはなかったのでは、と推察します。

それにしても、はっきりと形が分かりますね。

空堀の間に、小さい橋のようなものがかかっています。

下に降りてみます。

今度は下から撮影。

今見えている石垣のようなものは、後から設置されたものでしょう。

形が整いすぎています。

同じく、下から撮影した空堀の様子です。

今度は、少し離れた位置にある土塁の上に登り、上から撮影。

位置関係がお分かりでしょうか。

土塁の上には、このようなものも。。

いまいち不明です。。

他の曲輪は残念ながら確認することはできず。。

この世田谷城は、豪徳寺付近に本丸が置かれていたという話が。。

豪徳寺にも立ち寄ればよかった。。(かなり後悔💧)

Googleマップをご覧いただくとお分かりかと思いますが、

今検分してきた土塁や空堀があるのは、公園のほんの一部のスペースで、

本丸跡は離れた場所に、そして本来の城跡と思われる緑地スペースはまだまだ広がっています。

いったん公園を出て、少し西の方に歩くと豪徳寺が見えてきます。

本来は、この中に本丸跡や城跡の他の遺構があるのかもしれません。

今回はこの中には立ち入らずに終わってしまい、後悔が残ります。。

次に訪れる機会があれば、ぜひとも中の検分もしたいと思います。

同じように、公園内に土塁や石垣が残っている城跡としては、

千葉県の国府台城(こうのだいじょう)がおすすめです👇

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